歯髄細胞バンク
2019.08.31更新
こんにちは
今回は歯髄細胞についてです。
ご存知でしょうか???
今、再生医療の期待は歯髄細胞に集まっています 。
再生医療とは、、、
人間の身体にもともと備わっている「再生治癒力」を利用し、
病気や事故などで失われた組織や臓器を、
自分の身体にある細胞(幹細胞)を用いて
元通りの形や機能を再生させる最先端の医療技術の事です。
骨髄バンクや臍帯血バンクで知られる
骨髄細胞や臍帯血にも存在しますが、
骨髄細胞を採取するのは身体に大変負担となり
また臍帯血は出産時にしか採取チャンスがありません。
そこで現在、
歯科治療で抜いた乳歯や、
親知らず、
矯正治療で抜いた小臼歯などに含まれる
歯髄細胞に着目し、これからの再生医療の材料として
画期的かつ理想的な細胞ソースである事が明らかになりました!
そして、分かってきた事として
幹細胞の割合が最も高いのが新生児を最大として
年齢を重ねるごとに減っていく事です。
成人前後までの抜去歯が適していると考えられます。
再生医療に歯髄細胞が最適な4つの理由
①乳歯や親知らずの抜歯時に採取できるので、
臍帯血などと比較して、採取できる機会が多い
②抜歯後の採取なので、細胞採取時の身体への負担がない
③細胞の増殖能力が高い
④歯髄細胞は硬い歯に保護されているので、
遺伝子の損傷が少ない
歯髄バンクをする事で
脳梗塞や皮膚再生(やけど)、糖尿病など
様々な治療の再生医療に使用する事が出来ます。
ご興味のある方は是非、
『歯髄バンク』登録歯科医院にお問い合わせ下さい。
(当院は行っておりませんがお気軽にご相談ください)
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